札幌のレトロな魅力を探しています。


by retro21
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「昭和モダンの器たち」

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昭和30年代のノスタルジックなテーブルウェアを紹介した本です。
札幌で「カバシマヤ」さんなんかで扱っている食器がたくさん紹介されています。
考えてみたら、このあたりの食器というのは、骨董と呼ぶには微妙なもので、おばあちゃんのおうちなんかでは、未だに現役のものもあるかもしれません。
それでも、未使用の状態のものなどは、なかなか手に入るものではなく、レトロ雑貨の専門店で探し出す楽しみともなっています。

僕がレトロ雑貨を集め始めたきっかけも、古い食器でした。
といっても、最初の頃は明治頃のガラスばかりを探していて、昭和の、しかも戦後のものというのは、全然蒐集の対象とはなっていませんでした。
ところが、明治ガラスはなかなか手に入りにくく、しかも値段が高いのに比べて、戦後の食器は数が豊富で値段も安いことから、少しずつ買うようになりました。
なにしろ、骨董店だけではなく、リサイクル・ショップやフリーマーケットでも、入手できる確率は高く、しかもデザインがとても豊富なので、いくら買っても飽きることがありません。

というわけで、一時期は昭和30年代のガラスコップなカップ&ソーサ、ケーキ皿、ディナーディッシュなどをかなり買い漁っていました。
ところが、膨大な食器群はかなりの空間を取ることとなり、最近では保管スペースの問題で買うのを控えるようにしています。
これまでに買ったストックは相当にあるので、我が家の日常食器はほとんどが昭和30年代以前のもの。
和食器に関しては、基本的に戦前の印判を使用しているので、洋食器が戦前~昭和30年代のモダンなデザインのものということになります。

オールド・ノリタケなどと比べて、昭和30年代の食器には特定のブランドが付きにくく、せいぜい「日本陶器」(現在のノリタケ)くらいが、骨董屋さんの関心になっているくらいでした。
だから、普通の古道具屋さんでは、こうした戦後の食器というのは今モノ扱いがほとんどで、おかげで随分とお手軽に集めることが可能だったのですが。
もっとも最近は、若い人たちにも昭和レトロが人気ということで、こうした戦後の製品にもそこそこの値段が付くようになっています。
モノによっては、明治・大正のものよりも昭和30年代のものの方が高いくらいですよね。

この本が出たときには、「あー、これでまた戦後の食器が高くなるかな~」と思ったのですが、やはりこういう本を読んでいると、心が和んできて落ち着きます。

いわゆる「骨董本」とはちょっと違った、懐かしレトロな本です☆
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by retro21 | 2006-05-02 23:39 | 札幌骨董譚