三吉神社のおまつり
2006年 05月 15日
今日は、札幌の初夏を告げる三吉神社(みよしじんじゃ)のお祭りです。
三吉神社は南一条の電車通りに面して建つ、札幌都心部の神社です。
古くから、札幌市民の身近な神社として栄え、「さんきちさん」とか「さんきっつぁん」などと呼ばれて親しまれてきたといいます。
路面電車などは、この三吉神社の前を通るときにはスピードを落とし、乗客は神社に向かって礼をしたとか。
北海道神宮のような威厳はなくとも、市民の目線に立った神社ということができるのかもしれません。
庶民的な神社のお祭りということで、規模も小さくこじんまりとしています。
それが、三吉神社らしさというのかもしれません。
都心部にあるだけに、仕事帰りの人たちが日暮れ時の神社にふらっと現れては、露店を冷やかして歩いています。
札幌の町中で、こういう懐かしい風景が今も存在するということに、なんだか不思議な感覚を覚えてしまいますね。
露店の向こう側では、アマチュア・バンドのコンサートが行われていました。
今日の札幌は、最高気温が20度を超す暖かい1日となったようで、夜風がとても気持ちよいお祭りとなりました。
金魚をすくい、綿菓子を買って、小さなお祭りの夜は更けていきます。
金魚売昭和も前歯欠けしまま 春一郎
ところで、昨日から我が家にやってきたケルちゃんは、今日になってようやく落ち着いたようで、部屋の中をあちこち探検して回っています。
昨夜などは、寂しくなったのか、午前1時過ぎに鳴きだし、その後午前3時過ぎまで付き合わされたので、今日はなんだか睡眠不足です。
朝、目を覚ましてみると、ケルちゃんは布団の中、僕の足元ですやすや眠っていました。
やっぱりネコって寂しがり屋なのでしょうか☆
by retro21
| 2006-05-15 20:43
| 札幌骨董譚