桜色のカフェボウル
2006年 05月 28日
僕が集めているものといえば、ジャンルに関わらず、明治以降に日本で作られたいわゆる「国産品」がメインです。
これはもう趣味の問題ということで、高級感漂う舶来品よりも、庶民的で身近な国産品を扱っている方が、なんとなく安心できるという理由によるものと言えばいいのでしょうか。
その中で、写真のカフェボウルは珍しく外国製のもので、それもちゃんとしたアンティーク。
ずっと以前に「アトリエ・ムーン」さんで購入したもので、このときは珍しく価格交渉までして手に入れた思い出の品です。
僕の中で「ピンク色」というのは、特に重要なキーワードになっていて、骨董市などでもピンク色のものに反応するという習性があります。
このカフェボウルを見つけたときも、まずは色に反応したのでした。
そして、このカフェボウルの持つ全体的な柔らかさや温かさは、やはり現代のものにはない不思議な感覚を持っていました。
フランスのアンティークを集める人の気持ちが、ようやく分かったような気持ちになったものです。
普段は、普通のカップ&ソーサばかり集めているので、こういうカフェボウルを手にすると、とても新鮮な気持ちになります。
特に、今の季節にはぴったりですね☆
by retro21
| 2006-05-28 21:29
| 陶磁器